2010年1月22日金曜日

図書館で本の福袋。

お正月にもニュースで見て気になっていたのですが,先日「カレントアウェアネス-E」でも流れていたので。すでに知っている人も多くいると思うので,今更な気もしますが。

図書館司書が選んだ「本の福袋」の貸出

宝塚市立西図書館で,子ども向けの本の福袋の貸出が行われたとのこと。浦安市立図書館でも実施されているようですね。

中身についてのヒントを袋に貼って展示したとのことで,特殊な展示形態ですが,利用者の図書館利用経験としておもしろい発想だなと思いました。「子ども向け」ということですが,読書の入り口としてもこういったサービスよいのかなと。「展示なのに見せない」,「ヒントから探せる」とか,何か遊び心を感じますね。
ある特定の本を利用したい利用者がいたとして,それが福袋の中の場合,展示している一定期間中,利用できないデメリットもあるのかなと思いましたが,おそらく本を選ぶ際にその辺は充分考えたと思います。資料展示の目的でもある「こんな資料もあるよ」というのをお知らせする一つの手段として,効果的なサービスなのかなと思いました。
こういった「楽しめる」サービスというのは,大切な視点だと思います。利用者にとっても,職員にとっても。
バーコードを打ち出して袋の裏側に貼ったとのことですが,例えばゆうき図書館だったら,ICタグなのでその必要もないのかな,と思ってもみたり。

それから,「お薦めの一冊 おみくじで紹介 田富図書館,意外な本と出合うかも」というニュースも見ましたが,これも資料紹介の手段としておもしろいですね。

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