2019年1月6日日曜日

新着雑誌記事速報rss2json版について。

新着雑誌記事速報で使っているYQLが終了したかもしれません(Google Feed API終了にともない,一つ前の記事でYQL版として紹介していました)。英語で出ているアナウンスをみると,1月3日に終了したのでしょうか。

そこで,すぐに直せそうな方法として,以前使っていたGoogle Feed APIの代替版「Google Feed API alternative」というのを公開されている方(「rss2json」というサイトでそのサンプルとして公開されています)がいらっしゃったので,新着雑誌記事速報rss2json版として次のアドレスで公開しました。
http://lib-plus.weblike.jp/kiji-sokuhou_rss2json.html

元々作ってあったGoogle Feed APIを使っていた新着雑誌記事速報のソースコードで
「script type="text/javascript" src="http://www.google.com/jsapi"」を
「script type="text/javascript" src="https://rss2json.com/gfapi.js"」と置き換えただけで,そのまま動きました。

該当のサービスは,RSSのやり取りをするもので,問題などは特にあるものではないのではないかなと私としては思います。ただ,該当サービスでは有料プランなどもあるようで,どこまで無料で使ってよいか,無料だと制限があるのか,などわからないところがあるので,ちょっと問い合わせなどもしてみようかと考えています。
また,外部サービスのJavaScriptプログラム等を使うことになるので,それを使用する公開元として判断して責任をもって運用していくことにはなるでしょう(これまでもGoogleやYahoo!のサービスとはいえ,仕組みとしては同様ですが)。

とりあえず,制限の話については,30個以上のRSSを登録したバージョンなども作って動かしてもみましたが,今のところは問題なく動いています(高機能版だと制限又は有料?)。

お決まりの文句で申し訳ありませんが「このプログラム利用は営利・非営利を問わず無料,再配布・ソースの変更も自由です。著作権表示なども不要です。ただし,このプログラム利用によって発生したいかなる損害も当方は保障しかねます。自己責任でのご利用をお願いいたします。」といたします。

上記の方法より少しだけ難しくなりますが,Googleスプレッドシートを使う方法や,サーバーサイドプログラムが使えればもちろんその方法もありますので,新着雑誌記事速報のことで何かあるときには,お気軽にご連絡ください(可能な限り対応いたします)。
こういうAPI,私が作れれば一番なのかもしれませんが,なかなか取りかかれず申し訳ありません。今は研究員なので,図書館に必要なサービスとして取りかかるべきものかなとも思っているのですが。

それでは,今回はこのくらいで失礼いたします。

2 件のコメント:

  1. とりあえずこちらのコメントに書く形で追記しますが,記事の中でこういうAPI私が作れれば一番…のようなことを書いたように,YQLのかわりになりそうなもの(RSSをJSONPにするもの)として,新たなAPIを作る方向で検討中です。すでにだいたい動いているのですが,いろいろテスト中なので,また後日進捗報告ができればと思います。

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  2. 前のコメントに書いた,作成中のAPIの件ですが,例えばRSSの文字コードがEUC-JPの場合などがみられましたが,こういったケースでも問題なく動作するようになりました。また,API GatewayというAPIを使えるようにするのに適したサービスがあったので活用することで安全に提供できるようになっていると思います。2月初めごろ公開予定です。公開後も必要に応じて微調整していく必要はあるかもしれません。
    運用の条件については,「図書館+〇〇〇」管理人として公開し,図書館関係の利用であればできる限り自由に利用できるウェブAPIとしたいなと考えつつ,負荷なども確認しながら(これまでの新着雑誌記事速報の利用のようならたぶん問題ないと思うのですが),検討していきます。APIキー発行形式にすることなどが考えられます。

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