2021年6月19日土曜日

「AR with ブンルイ・ブックス」のご紹介。

お世話になった先輩が立て続けになくなり,落ち込んだりもしていましたが,やっぱりいろいろ教えていただいたことを活かして,様々なチャレンジを続けて,少しでも社会に役立つように取り組んでいかないとなと思います。今日は,最近試していたことについて,久々にブログ更新して書きたいと思います。


さて,簡単に「WebAR」を実現できる「AR.js」を使ったWebアプリケーションを作ってみました。今回はマーカー型のARとし,スマホ等のカメラでマーカー(バーコード)をうつしだすと,拡張現実でスマホの画面上に,キャラクターがあらわれる仕組みにしました。


具体的には,0~9をあらわすマーカーにカメラをかざすと,kumoriさんが作られ,Webサイトで公開されている「ブンルイ・ブックス」の日本十進分類法0~9類それぞれのキャラクターを拡張現実で表示できるというものです。正直,ARの仕組みよりもこのkumoriさんのデザインがすばらしいというアプリケーションになっており,今回活用させていただきました。すばらしいものを公開していただき,感謝しかありません。

【アプリケーションの使い方】

(1)スマホ(試していませんがたぶんインターネットに接続していればタブレットなどでも)でWebARのアプリケーション「AR with Bunruibooks」を開く。カメラの利用が求められるので,許諾する。

(2)こちらにある0~9のバーコード画像をカメラでうつしだす。

(3)0~9それぞれに対応したブンルイ・ブックスのキャラクターが表示される。

※念のため書いておきますが,インターネットを通じた利用でスマホのカメラなども利用しますが,あまり多くの環境で動作確認できたわけではありません。このプログラム利用によって発生したいかなる損害も当方は保障しかねます。自己責任でのご利用をお願いいたします。(心配性のため,念のため書いております。「AR.js」も広く使われているもので,もちろん大きな問題などは起きないとは思い,本ブログで紹介しています。)

というものです。次の画像のような感じで,例えば,マーカーを本の背表紙に貼ることで,図書館における分類の教材や,違う分類の本が混ざっている場合の検出(細かな確認はできていませんので,実際の運用に耐えうるかはわかりません)など,可能性はありそうに思います。館内マップや棚に貼るなど,館内の案内などもあるかもしれません。

 


それでは,今回はこれくらいにしておきます。まずはよかったら使ってみてください。
カスタマイズやその他のWebARの可能性など大いにありますので,今後もいろいろ試していきたいと思います。

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