2025年12月17日水曜日

雑誌記事索引RSSの仕様の変更と新着雑誌記事速報の対応。

本日2025年12月17日にNDLのWebサイトがリニューアルしたようで、次のお知らせが出ており、「雑誌記事索引RSS配信の提供は国立国会図書館サーチに移行しました。」とあります。

2025年12月17日 国立国会図書館ホームページと国際子ども図書館ホームページのデザインを新しくしました


雑誌記事索引のRSS配信について

にあるように、雑誌記事索引RSSの取得方法や仕様が変更し、各雑誌タイトルのRSSのURLや内容が変わりました。

具体的には

1 国立国会図書館サーチで「雑誌記事等」「雑誌記事索引」を選択し、各雑誌タイトルの請求記号を調べたうえで検索(雑誌記事索引採録誌一覧なども利用するとよいかも)

2 「新しい順」に並び替え

3 画面下のほうにあるRSSのマークからRSSのURLを取得(デフォルトで最新号の雑誌記事から20件が出ていると思いますので、最新号以外も含まれてしまう可能性があるようです)

という手順でRSSを取得できます。


前は最新号のみに絞れていたように思いますので(勘違いでしたらすみません)、この点は大きく変わったような気がします。また、RSSの構造が異なり、記事のタイトルと掲載箇所などを分けて取得するのが前より難しくなっているようでした。ただ、形は変わってもサービスを続けていただけるのはとても有難いです。


以上の理由から、新着雑誌記事速報も対応する必要があります。

仕様変更のため表示方法が前のものとは異なるのですが(もう少しつくりこめばもっと近いものしなるかもしれませんが)、取り急ぎ対応したサンプルプログラムをつくりました。

https://www.lib-plus.net/kiji-sokuhou_libapi_v2.html


以前こちらの記事に書いた図書館関係向けRSS2JSON APIをつかっており、引き続きAPIは「図書館関係の利用であれば利用OK」、

今回作成したサンプルプログラムは、お決まりの文句で申し訳ありませんが

このプログラム利用は営利・非営利を問わず無料,再配布・ソースの変更も自由です。著作権表示なども不要です。ただし,このプログラム利用によって発生したいかなる損害も当方は保障しかねます。自己責任でのご利用をお願いいたします。

といたします。


もう少しきれいなコードにしたいなとも思いつつ、サンプルプログラムを使っていただいている方もいらっしゃると思うので、取り急ぎご報告します。


1 件のコメント:

  1. 国立国会図書館サーチ(雑索)かCiNiiのOpenSearchのAPIで、各雑誌タイトルの請求記号かNCIDの項目が指定できたら、ソートやレスポンスからの掲載箇所等の取得しやすさもあるなら、それらでもいい気がするけど、たしかなかった気がします(前にCiNiiはNCIDを全項目に入れたらできた気はしますが)。特にCiNiiはJSON-LD(クロスドメイン可)でも取得できるので、「図書館+〇〇〇」管理人のAPIを使う必要もありません。調べてみないと詳細はわかりませんが、とりあえずメモということでコメントで追記。

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